今回はウェブサイトから直接連絡があり、建築家の方を撮影させて頂いたときの様子をお伝えします。
都内の有名な建築事務所で建築家をされているイタリア人の方で、そのマネージャーさんからの依頼でした。
ビジネスインサイダーの取材を予定しておりそちらで使用する予定で、イメージは建築誌Dezeenに掲載しても違和感のないものにしたいとのことでした。
Dezeenは建築界では有名な雑誌のようで、こちらのウェブマガジンでもコンテンツを見ることが出来ます。
https://www.dezeen.com
今回はかっこよく建築家として重厚な雰囲気にしたいとの要望でしたので、ハウススタジオで落ち着いた雰囲気で撮影することを提案しました。
今回使ったスタジオは目黒にあるこちらの46スタジオです。
「マタニティ撮影をしました」 の記事でも使わせてもらったのですが、こちらはアンティーク調の家具がたくさん置いてあり、壁もシックな雰囲気なので今回の撮影の目的にあっているのではないかと感じたのです。
シンプルなイメージでしたので、白壁の前でサイドからの自然光を意識して椅子に座ってもらい、ナチュラルな雰囲気で撮影しました。
この際少し体をメインライト側に向けてもらい、手の位置を膝の上に持ってきて頂くよう指示しております。
こういう風にポージングを指示して会話をしながら撮影することで、自然な表情を引き出すようにしています。
次にもう少し、顔に陰影をつけて重厚感のあるカットが欲しいとの提案がありましたので、撮る場所はそのままにしてメイン光とは逆側に黒いボードを立て顔の半分を黒く締めることにしました。こうすることでぐんと重厚感があるポートレートに仕上がります。
また、ここではよりクールさを出すために、モノクロで撮影をしております。
腕の動きを出し上阪神に動きをつけたかったので、椅子は背もたれのあるものに変更しました。
仕上がった写真に大変満足して頂き、僕としてもとても楽しい撮影となりました。
こういう男性のシンプルなポートレート撮影の仕事はとても好きです。
この記事をご覧になった方は、是非1度ご相談頂ければと思います。
ロケやスタジオなど撮影場所から、撮りたいイメージまで一緒に考えていきましょう!
個人作品のポートフォリオサイトもありますので、ご興味がある方はこちらもご覧いただけたら幸いです↓!!
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